ベトナム人が好きな福島は 魅力PR!在日ガイド招き視察ツアー

 
東日本大震災・原子力災害伝承館を視察する参加者

 県は24~28日、ベトナム人向けの福島空港発着の観光ルート構築に向け、在日ベトナム人ガイドを招いた本県観光地の視察ツアーを展開している。新型コロナウイルスの影響で福島空港国際チャーター便の運休が続く中、運航再開後のインバウンド(訪日客)回復への目玉としたい考えだ。

 視察には首都圏に住むツアーガイドや通訳ら10人が参加し、各自がSNS(交流サイト)を活用した情報発信を続けながら県内を巡る。ベトナム人が強い関心を持ちそうな中身を考え、本県観光や食の魅力をPRした。

 25日は報道陣に視察の様子が公開された。参加者は東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)や震災遺構の請戸小(浪江町)、和田観光いちご園(相馬市)などを訪れ、震災と原発事故から11年が過ぎた浜通りの復興状況を確認した。東京都から参加したガイドのグエン・バン・タンさんは「ベトナムには地震などの災害が少ないので、請戸小や伝承館はびっくりした。災害について勉強するきっかけになる」と話した。