ポスターでエコバッグ製作指導 飯坂商工会女性部長の島田さん

 

 季節や期限が過ぎて使わなくなった観光ポスター、カレンダーなどを再利用し、おしゃれな手作りエコバッグに生まれ変わらせる取り組みが、県商工会女性部連合会などで進んでいる。同連合会の動画投稿サイト「ユーチューブ」で講師として実技指導している飯坂町商工会女性部長の島田恵美さん(65)は「簡単に素敵なエコバッグが作れることを多くの方に知っていただきたい」と話す。

 観光ポスターやカレンダーを活用した手作りエコバッグは、新聞紙をリサイクルしたエコバッグが原点だ。女性部の教養講座で部員らに新聞紙のエコバッグを紹介しようと準備していた時、「古いカレンダーでも作れるのでは」と思い立ち、試しに自宅の「島田ラジオ店」に残っていた古いカレンダーでエコバッグを作ってみた。

 カレンダーは新聞紙以上に紙が厚く上質なため、丈夫なエコバッグを作ることができた。エコバッグを持参せず来店した顧客には商品やおまけをビニール袋に入れて渡していたが、カレンダーのエコバッグに入れ渡したところ「これはいい」と喜ばれ、会話も弾んだ。

 自動車会社のカレンダーなどでもエコバッグを作り、連合会の会合などでモモやリンゴを入れてプレゼントしていると、「是非作り方を教えに来てほしい」と反響があった。昨年には誰でも手軽に作れるようにと田村市のスタジオでユーチューブ動画を撮影、今では作り方を説明する資料もできた。

 島田さんは、貼り終えた県の観光ポスターも活用している。手作りエコバッグはSDGs(持続可能な開発目標)を達成するだけでなく、外で持ち歩くことで県の観光PRにもつながると期待する。「エコバッグにしたいポスターやカレンダーの図柄がたくさんある」と島田さん。「最近は、紙があるとエコバッグにしたくなる。さまざまな場所で手作りエコバッグを活用する動きが広まっていけばいいと思う」と期待している。