全国に響け...帝京安積の音! 総文祭初出場、目指すは高校日本一

 
高校日本一に向けて練習に励む部員たち

 帝京安積高の和太鼓部は8月、東京都で開かれる全国高校総合文化祭(総文祭)に初めて出場する。文化部のインターハイとも呼ばれる総文祭に向け、部長の高柴和平さん(17)は「帝京安積の音を全国に響かせ、全員で日本一になる」と意気込む。

 さまざまな全国大会に出場してきたが、これまで総文祭には縁がなかった。それだけに、部員たちの喜びは大きい。また新型コロナウイルス感染症の影響で活動が制限されていた時期もあったことから、練習に力が入っている。

 新型コロナの影響では、演奏を披露するため参加していたイベントの中止が相次ぎ、出演機会はピーク時の4分の1にまで減少。加えて和太鼓団体が腕を競う各種大会が中止となり、部員たちはハンディを抱えながら活動してきた。

 高柴さんは「(活動できなかった)当時の気持ちは言い表せない。先輩方の気持ちも考えると本当に苦しかった」と振り返る。部員たちは逆境の中でも「一日一分一秒も無駄にできない」との気持ちで練習に励んできた。

 代々受け継がれる「帝京安積の音」を磨くとともに、先輩やプロの演奏を何度も動画で見返して「新しい帝京安積の音」を模索した。4月には校内でゲリラライブを企画し、部員一丸となって気持ちを高めてきたという。

 同校OGで顧問の鈴木柚香教諭は「この代は頂点を狙える」と練習に励む後輩に期待を込める。部員たちは高校日本一の目標に向かい、力強い音色を校内に響かせる。