定額介護保険サービス開始 郡山の高齢者住宅「逢座」特定施設に

 
「特定施設入居者生活介護」の提供が始まった逢座

 社会福祉法人清樹会が運営する郡山市大町のサービス付き高齢者住宅「逢座(あうざ)」は同市の指定を受け、介護職員による入浴など介護保険サービスを定額で受けることができる「特定施設入居者生活介護」の提供を始めた。入居者の金銭的な負担を比較的抑えながら、充実したサービスを提供できるようになった。

 特定施設入居者生活介護は老人ホームやサービス付き高齢者施設などの「特定施設」で、1日定額で入浴や食事、生活相談などの介護保険サービスを受けることができる仕組み。看護師などが24時間体制で常駐するなどの基準もあり、入居者に対して手厚い支援が可能となる。

 通常のサービス付き高齢者住宅では、介護保険サービスを受ける場合、利用ごとに料金を払う必要があり、保険が適用される金額の上限も決まっているなどの制限があった。このため、同法人は市の募集に応じ特定施設への転換を決めた。市の指定を受け、今月1日から切り替えた。同法人によると、既存のサービス付き高齢者住宅が特定施設に指定されるのは県内で初という。

 施設はJR郡山駅から徒歩5分の立地。鉄筋コンクリート造り5階建てで、定員66人。各種イベントやキッチンカーによる訪問販売などのサービスも予定している。

 入居には要支援・介護認定ごとの1日当たりの定額(180円~)に加え、入居タイプ別の基本賃料(6万9千円~)などが必要。問い合わせは逢座(電話024・953・8977)へ。