30分で大作完成! 龍生派福島県支部、生け花で初夏の情景描く

 
30分の時間内に生け花の大作を仕上げた龍生派県支部の会員たち

 龍生派県支部(宍戸路風支部長)による「いけばなパフォーマンス」が8日、福島市のアオウゼで公開された。30分間で生け花の大作を仕上げる白熱のパフォーマンスと、作品の出来栄えが観客を魅了した。

 催しは同支部がアオウゼで開催中のいけばな展に合わせ、会場の運営団体が初めて企画した。

 会場の多目的ホールではベテランや高校生の会員8人が2グループに分かれ、横長のステージの上と下を行き来しながら、まず長い藤づるで二つの立体をハンドドリルや針金を使い制作。出来上がった立体は、枯れ枝を芽吹かせるように青葉で埋め、その上に白と青の花、最後に真っ赤なダリアと次々に色彩を重ね、におい立つような初夏の情景を描き出した。

 制作時間はちょうど30分。作業が追い込みに入ると、観客も引き込まれたように視線を注ぎ、ダリアが飾られると一人一人の顔が一斉にほころんでいた。

 制作に加わった今野宗龍副支部長は「用意した藤が本番に合わせたように花を咲かせた。二つの造形をつるでつないだが、チームワークもつながった」と手応えを話していた。