ハザードマップ重ねて表示 会津若松「防災」アプリに新機能追加

 
既存の地図とハザードマップが重ねて表示される「デジタル防災」の画面

 災害時にスマートフォンの位置情報を利用し、避難場所へ誘導する「デジタル防災」アプリに、既存の地図にハザードマップを重ねて表示する新機能が追加された。会津若松市の天神ふれあいセンターで11日、実証実験が行われ、地域住民が新機能を体験した。

 デジタル防災は、土地勘がない場所で被災しても迷わず避難できるよう、同市のオフィスビル「スマートシティAiCT(アイクト)」に入居する通信大手ソフトバンク(同)とコンサルティング大手アクセンチュア(東京)が共同開発を進めている。実証実験は3月以来2回目で、ハザードマップとの連携のほか、避難場所を自由に選べる機能も追加された。これまでは自治体指定の避難所しか選べなかった。両社は最寄りの広い駐車場や、親戚の家などに避難する使い方を想定している。

 実験には地元の旧年貢町内会の会員約10人が参加。同センターでアプリの使い方を確認した後、近くの駐車場への避難を体験した。実験に参加した男性は「高齢者にアプリを使いこなすのは大変だが、ハザードマップで危険箇所を確認できるのは便利だ」と話した。

220513tiiki701.jpg「デジタル防災」アプリで避難場所への経路を確認する参加者ら