地元愛が花開く「あやめロード」 郡山・美環大谷会、住民一体

 
(写真上)地域ぐるみで「あやめロード」づくりに取り組む「美環大谷会」のメンバー、(写真下)見頃を迎えた「あやめロード」

 郡山市三穂田町大谷地区で美化活動に取り組む「美環(びかん)大谷会」が、見頃を迎えた地元の花の名所「あやめロード」の手入れに精を出している。「みんなが地域に愛着を持てるよう、子どものように大切にアヤメを育てている」。会長の芦名房雄さん(68)は、アヤメの紫色と水稲の緑色に染められた古里の美しい風景に目を細める。

 同会は2006(平成18)年、民家の庭先や沿道などにアヤメを植栽する活動を始めた。未就学児からお年寄りまで地域ぐるみで取り組み、現在のメンバーは100人を超えている。

 今年も4月から植栽や雑草取り、肥料やりといった作業を続け、アヤメの花が約1万本、約3・8キロに及ぶ「あやめロード」がお目見えした。今月いっぱい花を楽しめそうだという。

 完成に向けては、地域の子どもたちが大型連休や休日などに大人と一緒に周辺の草むしりやごみ拾いに汗を流した。夏には水辺の生き物調査を予定しており、地域の子どもたちが自然と触れ合う機会をつくる場にもなっている。

 「年代を問わず、みんなが顔見知りでいられるコミュニティーづくりが地域の将来のために必要」と芦名さん。「若い人たちの力も借り、高齢者も楽しみながら地域の元気づくりを進めていきたい」と笑顔で話す。