かやぶき駅舎「湯野上温泉駅」の魅力再現、会津鉄道に精巧模型

 
湯野上温泉駅舎の模型を寄贈した三浦さん(中央)と鈴木社長。左は三浦さんの妻淑江(よしえ)さん

 埼玉の三浦和仁さんが製作、寄贈

 20年以上にわたり趣味でミニチュア模型を製作している埼玉県志木市の三浦和仁さん(72)が下郷町の会津鉄道湯野上温泉駅舎の模型(30分の1縮尺)を作り、16日に会津鉄道に寄贈した。

 三浦さんは「湯野上温泉駅の魅力を多くの人に知ってもらう機会になればうれしい」と作品に込めた思いを語った。

 模型は1週間ほど駅で展示後、下郷町役場入り口に移して展示を続ける予定。

 湯野上温泉駅舎は、国内でも珍しいかやぶき屋根が特徴だ。テレビ番組で知った三浦さんはその美しさに魅了され「(模型を)作らないといけない」と思い立ったという。

 三浦さんは昨年10月に初めて現地を訪れ、駅舎内外の写真を撮影し、約3カ月を費やして模型を完成させた。

 作品は高さ30センチ、幅63センチ。かやぶき屋根の材料にはイグサを使い、待合室の囲炉裏やポスター、時刻表、自動販売機など駅舎の細部まで精巧に再現した。

 会津鉄道の鈴木重敏社長が16日、同駅で三浦さんに感謝状を手渡し「地域の宝である湯野上温泉駅を守っていく。今後も地域振興のために支援をお願いしたい」と謝辞を述べた。