光RUNいわき解散、結成11年...コロナ禍影響 個人活動に専念へ

 
最後の練習に臨んだ大越さん(前列左から3人目)と「光RUNいわき」のメンバー

 仲間同士の絆はなくならない

 いわき市のランニングクラブ「光RUNいわき」が14日で解散し、11年間の活動に幕を下ろした。会員は30人を超え、各種大会で活躍するランナーを輩出したが、新型コロナウイルス感染拡大がもたらした競技環境の変化を踏まえた。代表の大越純一さん(51)は「解散しても仲間同士の絆はなくならない。今後もみんなと走り続けたい」と再出発への思いを語る。

 同クラブは2011(平成23)年に結成。月2回、主にいわき市の21世紀の森公園で練習に励んだ。いわきサンシャインマラソンをはじめ、市内外のマラソン大会に積極的に参加し、優勝や入賞を重ねた。会員は発足時の3倍まで増えた。

 しかし、コロナ禍により大人数での練習から遠ざかったことや大会の中止が相次いだことから、今後は個人での活動に専念してもらおうと解散を決めた。

 14日は最後の練習が行われ、会員12人がランニングに汗を流した。残った活動資金11万6235円は「困っている人のために使ってほしい」(大越さん)と、ロシアが侵攻したウクライナ支援のために寄付した。

 発足時から会員だった山田真人さん(56)は「仲間と走ることが励みになっていた。大会で頑張れたのも仲間の応援のおかげ」と解散を惜しんだ。大越さんは「会員の理解と協力があってこれまで活動することができた」と感謝した。