騎馬武者の足元しっかり、相馬野馬追に向け わらじ作り急ピッチ

 
わらを編んでわらじを手作りする参加者ら

 7月23~25日に繰り広げられる相馬野馬追に向けて、相馬市郷土蔵を拠点に活動するNPO法人「相馬生活文化応援隊」は同市中村の同施設で、騎馬武者が履くわらじ作りを急ピッチで進めている。

 郷土蔵でのわらじ作りは、2015(平成27)年に始まった。現在は同法人のメンバーや市民有志約20人がわらじ作りの技を継承。丁寧にわらを編み上げ、1足を完成させるのに、1時間程度かけているという。今年は7月までに650足をそろえ、相馬野馬追執行委員会を通じて騎馬武者らに届ける。このほか、同法人はさらしを巻いた特別なわらじも手作りしており、野馬追で総大将が履いているという。

 16日には14人が参加し、作業に取り組んだ。同市の佐藤悦子さん(79)は「何年も作っているが、左右のバランスを考え、形をきれいにするのが難しい。履いた人が歩きやすいようにしたい」と話した。

 同法人でわらじ作りの責任者を務める阿部純一郎さん(81)は「地域の伝統行事に貢献できているというやりがいがある。これからも野馬追を足元から支えていきたい」と話した。わらじ作りは月に2回程度行われており、同法人はメンバーを募集している。問い合わせは郷土蔵(電話0244・32・1234)へ。