矢祭を「和ハーブ」の産地に、幅広い用途 町民有志が出荷目指す

 
和ハーブの生息状況を調べる(右から)鈴木さん、平川さん、古谷さん

 矢祭町で農事組合法人を営む鈴木正美さん(64)が、地域を「和ハーブ」の産地にしようと準備を進めている。鈴木さんら町民有志7人が「矢祭町和ハーブ部会」を設立し、町産の和ハーブの出荷を目指す。

 和ハーブ協会によると、和ハーブはシソやヨモギ、サンショウなど、在来種か江戸時代前から日本に広く自生している有用植物と定義。協会の運営事務局が商標を登録している。

 建材になるヒノキや入浴剤に使われるリュウノウギクなども和ハーブとされ、飲食用に限らず、幅広い用途がある。新型コロナウイルスの影響で健康意識が高まる中、若い世代を中心に需要が見込まれるという。

 協会理事長の古谷暢基さんと副理事長の平川美鶴さんが町内を訪れ、生息状況や産出見込み量などを調べた。鈴木さんは「農家の新たな収入源となるよう取り組みたい」と意欲を見せる。