初の絵本「ぼくのしあわせ」刊行 須賀川出身の夏奈色ひとみさん

 
絵本を手に「幅広い人に思いが伝わればうれしい」と話す夏奈色さん

 須賀川市出身の絵本作家夏奈色(なないろ)ひとみさん(50)は、自身がストーリーを手がけた初の絵本「ぼくのしあわせ」(文芸社・東京都)を完成させた。夏奈色さんは20日に須賀川市役所を訪れて市に絵本80冊を寄贈し、「子どもから大人まで、絵本に込めた思いが幅広く伝わればうれしい」と話した。

 夏奈色さんは「孤独を感じている人に『独りじゃないよ』と伝えたい」と思い立ち、昨年秋ごろから絵本の制作に乗り出した。ルークという名前のカシの木と少女の交流を描いた物語で、少女の優しさに触れたルークが、少女の成長を見守り幸せを祈る姿を表現した。

 絵本は市を通じて市内の図書館や学校、こども園などに配布される。夏奈色さんは「絵本を出すことが昔からの夢だった。今後も絵本作りを続けていきたい」と話した。絵本は6月から、インターネットや県内外の書店で販売される予定。