プロデューサー佐久間宣行さん「夢を目標に」、母校磐城高で講演

 
写真=母校で講演し、夢を持つ大切さなどを語った佐久間さん。

 いわき市出身のテレビプロデューサー佐久間宣行さん(46)は24日、母校の磐城高で初めて講演した。進路について考える後輩を前に「夢は自分の意思で変えることができ、自分の中に持っているものでできている」と、夢を持つ大切さを伝えた。

 佐久間さんは磐城高を卒業後、早稲田大商学部に進み、1999(平成11)年にテレビ東京に入社。プロデューサーとして多くの人気バラエティー番組を手掛けた。2021年にテレビ東京を退社し、現在はフリーのテレビプロデューサーとして多方面で活躍している。

 佐久間さんは「意志の力 夢をカタチにするために」と題し、自身の学生時代や入社間もない頃などのエピソードを紹介した。高校生の頃は「やりたいことが見つからなかった」と語ったが、「お笑いやアニメなど好きなものをたくさん見ていた。それが結果的に役に立った」と振り返った。

 その後、クリエイターを志す中で才能の差に挫折した経験や、入社3カ月で激務などから退職を考えたことを紹介。その上で佐久間さんは、テレビ業界で生き抜くため「夢を目標に『格下げ』する」ことを実践したと語った。「ぼんやりした夢だと期待だけが膨らみ、できない自分に挫折する」とし「夢を短期と中期の目標に格下げして何をすれば良いか考える。そうすれば自分の気持ちが潰れないようコントロールできる」と、仕事をする上での心構えを語った。

 講演には、新型コロナウイルス感染対策のため3年生約270人が対面で参加し、1、2年生は各教室で中継映像を見た。