「喫煙はトレンドじゃない」 禁煙デー前に対談イベント、いわき

 
受動喫煙や禁煙ムードの広げ方について意見を交わす岸田さん(左)と斉藤代表

 31日の「世界禁煙デー」を前に、医療関係者でつくる「Tobacco―freeふくしま」の斉藤道也代表理事(60)と雑誌LEON(レオン)初代編集長の岸田一郎さん(71)が、いわき市で対談した。2人は受動喫煙の影響や喫煙ルール、禁煙を広げる考え方について意見を交わした。

 Tobacco―freeふくしまとシュタイフジャパン・MS1880の主催。禁煙デーと禁煙週間(31日~6月6日)を前に、「受動喫煙をしたくない、させたくない」というイエローグリーンキャンペーンの一環で19日に実施した。

 対談で斉藤代表は、たばこには2千種類以上の有害物質と60種類以上の発がん性物質が含まれていると強調。受動喫煙の問題を挙げ、「子どもや孫の前ではたばこを吸えないはず。受動喫煙防止は愛する人を守る活動だと考えてほしい」と述べた。

 また、住居内で壁や家具などに付着した化学物質を吸飲する3次喫煙(サードハンド・スモーク)の問題も強調した。

 30年にわたって葉巻を愛煙してきたという岸田さんは、「文化として多様性は認められるべき。制度づくりが喫煙者に対して厳し過ぎる。健康影響は考える必要があるが、承服できない部分もある」と意見。ルール作りには疑問を口にしたが、受動喫煙防止のためにマナーを守る必要性を口にした。

 また、斉藤代表から禁煙を勧める風潮づくりについて意見を求められた岸田さんは、「喫煙が『もう時代のトレンドじゃない』ということを訴えていくべき」と提案した。