トヨタの歩みや企業理念紹介 福島広告協会講演会で河合氏

 
トヨタ自動車の企業理念などを語った河合氏

 福島広告協会は3日、郡山市で特別講演会を開いた。トヨタ自動車の河合満エグゼクティブフェローが「モノづくりは人づくり~技能伝承と人材育成」をテーマに思いを語った。

 河合氏はトヨタの歩みや企業理念などを紹介し、「徹底的に無駄を排除し、たゆまぬ『カイゼン』を図るのがトヨタ生産方式。リコール問題やリーマンショックなど苦しい時期もあったが、軸をぶれずにやってきたことが早期の復活につながった」と強調した。人材育成については「コミュニケーションと信頼関係がなければ部下は育たない。目配りや気配りが重要だ」と述べた。

 浪江町などで進む水素の利活用にも触れ「福島は脱炭素社会のトップランナー。(被災地の)安全・安心で暮らせるまちづくりに向け、われわれも応援したい」と語った。

 講演会には約100人が出席した。全日本広告連盟の大平明理事長が来賓であいさつした。福島民友新聞社からは菊池克彦常務が出席した。