二本松市「電子商品券」11月発行、2万円と1万円、30%プレミア

 

 二本松市は11月、30%のプレミアム付き電子商品券「にほんまつPay」を市民向けに発行する方針を決めた。発行額はプレミアム分を含め3億9千万円。三保恵一市長が7日、市役所で記者会見し、発表した。

 電子商品券は、2万円と1万円の2コースを用意、18歳以上の市民が1人1回に限りいずれかを購入できる。クレジットカードやコンビニエンスストアで販売するほか、高齢者ら電子決済に不案内な人のために現金販売用の特設窓口を設けることを検討している。

 利用はスマートフォンの二次元コード機能を活用。取扱店で利用後、店舗に用意された二次元コードを読み込み、利用額を入力すると支払いが完了する仕組み。取扱店は市内の飲食店や小売店、旅館、ホテル、タクシーなど700店を想定。10月から参加を受け付ける予定。販売は11月1~27日を見込む。期間内に販売額の3億円に達しない場合は12月3~25日に追加販売する。追加販売では11月の購入者も購入できる。

 市は、関連予算1億6700万円を本年度の一般会計補正予算案に計上、議決を得て発行の準備に入る。

 同市では、新型コロナウイルスの影響で飲食業をはじめ旅館やホテル、小売店などで売り上げが低迷しているほか、物価高騰で家計負担が増している。市は電子商品券の発行で事業所の経営回復や、市民生活の安定を図る。三保市長は「市内経済の活性化のために積極的に活用してほしい」と呼びかけた。