郡山に産業ガス機器製作工場完成 エア・ウォーター子会社

 
貯蔵タンクなどの説明を受ける出席者

 産業ガス製造などのエア・ウォーター(大阪市)の子会社エア・ウォーター・プラントエンジニアリングの産業ガス機器製作工場が、郡山市の郡山西部第1工業団地に完成した。医療用に使用される高濃度酸素などを液化して貯蔵するタンクなどを製造し、東日本を中心に販売、供給する。

 製造するタンクでは、医療の酸素吸入で使用される高濃度酸素や、菓子の酸化防止のため袋内に注入する窒素などを低温液化した状態で貯蔵する。工場の製造能力は年間約90基で、当面は需要などを見ながら50基程度を製造する方針。社員5人が勤務し、うち3人が地元雇用。

 工場は鉄骨平屋で、延べ床面積は2875平方メートル。エア・ウォーター関連会社の産業ガス機器製作工場では、今回の福島製作所が北海道、大阪府に続き国内3拠点目。今年1月に操業を開始した。県内には、本宮市にも同社関連会社のガス製造プラントがある。14日に現地で行った落成式で、エア・ウォーターの白井清司社長らが神事に臨んだ。白井社長は福島民友新聞社などの取材に「東北、関東などを見据えた重要な供給拠点。復興支援も兼ねて郡山市に立地した」と語った。