活力ある三春へ一役 田村高生、町が「みらい創生課」職員に任命

 
三春町「みらい創生課」の一員として地域活性化を目指す田村高の生徒ら

 田村高の生徒たちが三春町「みらい創生課」の一員として、地域活性化に取り組む。町は「地域の未来を創生する課」として仮想の部署をつくり、全生徒を職員に任命。行政と高校が連携を強めることで、地域の課題解決につなげるのが狙いだ。プロジェクトの結団式が13日、町役場で行われ、生徒らが活力あるまちづくりへの決意を新たにした。

 みらい創生課の具体的な活動として、町の観光パンフレットの作成や、三春産食材を活用したスイーツの開発、地域限定オリジナルTシャツの制作などを検討する。生徒には「みらい創生課企画主事」と記された名刺が配られた。

 生徒たちはこれまで、国指定天然記念物の三春滝桜での観光ボランティア活動や町議会一般質問の運営を手伝うなど、さまざまな場面で町政に関わってきた。町は、みらい創生課の活動を通じて、高校生のアイデアを町政に反映させることで地域を盛り上げ、生徒たちに三春に愛着を持ってもらいたい考えだ。

 式では代表して成田愛さん(3年)が「三春の活性化のために頑張っていきたい」と抱負を述べた。坂本浩之町長が「田村高の生徒の活躍を地域の人たちは喜んでいる。古里のために地域の将来像を描く人になってほしい」と期待した。尾形幸男校長は「生徒たちには地域の一員としての自覚を持ち、町発展の一翼を担ってほしい」と励ました。