ベニマル、環境保護活動が好評 トレーや牛乳パック回収量増

資源回収の取り組みをPRする小島店長
ヨークベニマル(郡山市)が店頭で実施している食品トレー回収などの環境保護活動が好評だ。トレーなどの年間回収量は右肩上がりで増えており、昨年度は全店舗で食品トレー114トン(前年度比3トン増)、牛乳パック319トン(同11トン増)を回収した。同社は「"豊かで持続可能な社会"の実現に向け取り組んでいく」としている。
同社は1991(平成3)年からトレー回収などを始めた。現在は店頭に分かりやすく分別できる資源回収ボックスを設置し、再資源化している。近年は、トレーを使用せずに食肉などを包装して販売する「ノントレーパッケージ」を採用したり、植物由来の原料を使用したトレーを導入したりと、取り組みを強化している。
資源回収を積極的に実施している郡山市の堤下店では昨年度、トレー317キロ、牛乳パック1398キロを回収した。食肉コーナーではノントレーの売り場面積を2月に拡張。現在の売り上げは全体の1割程度だが、徐々に売上額は増えているという。小島純秀(よしひで)店長(57)は「ごみに関するお客さまの関心は高く、店舗の姿勢が重要だ。前向きに取り組んでいきたい」と話した。
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