福島県産果物の輸出加速へ 量販店関係者らが共選場や畑視察

 
モモ畑を視察する桧山本部長(右)、氏家社長(右から2人目)ら

 タイ、シンガポールを中心に県産農産物を輸出するアライドコーポレーション(横浜市)の氏家(うじけ)勇祐社長ら県産農産物輸出関係者は16日、福島市のモモ畑などを視察した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で試食やプロモーションができない状況が続いたが、現地で感染拡大が落ち着きつつあるため、同社などは今後、モモやリンゴの輸出を再加速させ、震災前の水準に戻す方針。

 本県の生産状況を確認するため、同社や、海外で青果物を含む日本製商品を扱う量販店「DON DON DONKI」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の関係者が本県を訪れた。福島市飯坂町のJAふくしま未来湯野共選場やモモ畑、同市笹木野の同JA野田共選場やナシ畑を視察した。

 青果部門責任者を務めるパン・パシフィック・リテールマネジメント(シンガポール)の桧山健一アジア生鮮商品統括本部長は「例えば降ひょう被害で傷ついた果実を海外で販売し、食べたことのない人に食べてもらえば販路拡大につながる。国内で安く販売するより生産者の収入アップにつながる」と支援の考えを示した。