新組合長に志賀氏内定 JA福島さくらが理事会

 
新組合長に内定した志賀氏

 JA福島さくらは17日、郡山市で理事会を開き、管野啓二組合長がJA福島五連会長に就任することが固まったことを受け、後任の組合長に代表理事専務(総務管理担当)の志賀博之氏(62)を内定した。志賀氏の組合長としての任期は管野氏の残任期間で、2025年の通常総代会まで。

 管野氏は27日の中央会総会でJA福島五連会長に就任するのを機に、JA福島さくら組合長を退き、同JAの非常勤会長理事となる予定。

 理事会ではこのほか、代表理事専務(総務管理担当)に柳沼智氏、代表理事専務(事業担当)に蒲生幸夫氏を内定した。

 担い手確保を前進

 JA福島さくらの組合長に内定した志賀博之氏に今後の方針などを聞いた。

 ―抱負を。
 「新型コロナウイルスの影響でコメの需給バランスが崩れ、価格も大幅に下落している。農家の所得向上や新規就農者の参加促進を図るため、高収益で需要が見込まれる園芸作物のギガ団地を管内4地区にそれぞれ1カ所以上つくる。各地区で園芸作物が決まっているので、担い手を確保して取り組みを前進させたい」

 ―組織づくりで力を入れたいことは。
 「支店の統廃合や施設再編をしてきた中で、5月から役員の定数を変更して理事を60人から40人、監事を6人から5人に減らした。定数が減った中でも機会があるごとに複数の地区の会合などに参加し、組合員の声に耳を傾けて組織に反映させる体制を強化したい」

 ―農業復興を目指す双葉郡での取り組みについて。
 「昨年8月にJAアグリサポートふたばをつくり、カントリーエレベーターや育苗センターなど施設の管理を中心にやってきた。今年から本格的な農業経営を始め、水稲をはじめ、ブロッコリーやトマト、ホウレンソウの生産販売を手がけていく。双葉地区の皆さんが営農を始めるきっかけを提供できるよう努めたい」

 しが・ひろゆき いわき市出身。磐城高卒。旧JAいわき市で総務部長を務めた後、5JA合併後のJA福島さくらで総務部長、常務理事などを経て代表理事専務(総務管理担当)。