「沼津の杜公園」看板披露 広野、地域交流願い町と静岡の高校

公園の看板をお披露目する遠藤町長(左)ら
広野町と桐陽高(静岡県沼津市)は16日、JR広野駅東側開発地区の広場内にある「沼津の杜公園」で、看板のお披露目を行った。関係者は地域住民の交流の場として発展を願った。
桐陽高は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災者を元気づけようと復興支援に当たってきた。2015(平成27)~16年には、町民が避難する仮設住宅に足を運び、文化祭の売り上げで購入した干物を支援物資として届けた。
その後も定期的に町を訪れ、老人クラブの会員と交流を深めてきた。
交流の証しを残そうと、17年に広場とその周辺に日本で一番開花が早いといわれる河津桜を150本植え、周辺エリアを「沼津の杜公園」と名付けた。姉妹校の飛龍高(同市)の生徒も植樹に訪れた。
この日は桐陽高の2年生95人が現地を訪れた。遠藤智町長は「きれいな花を咲かせるのを楽しみに、町民の憩いの場として発展してほしい」とあいさつ。学校を運営する沼津学園の坂根英夫企画広報室長は「夢のある公園として、広野町の復興に貢献していきたい」と話した。
遠藤町長と坂根室長、生徒代表の栗田侑和さん(16)と川手美憂さん(16)が看板をお披露目した。
- 「福スマイル」スケボの魅力伝授 福島でプロスケーターら講師
- 運転士さんや車掌さんに見えるかな、福島駅でお仕事体験イベント
- なりすまし詐欺被害防げ! 黒板アート、会津学鳳高美術部が制作
- 大玉中3年生がウクライナ支援、29日 村内で「街頭募金」活動
- 「意識改革が必要」脱炭素社会実現へ 楢葉で環境問題考える
- 三春に「政宗と愛姫」見参! 田んぼアートを岩江小児童が見学
- 福島医大医学部同窓会新会長・大戸斉氏 「福島の人材育成応援」
- 新会長に柳沼氏「魅力に磨きかけ温泉街活性化」 飯坂観光協会
- 「一本の水路」のアプリを作ろう! 郡山で9月、参加チーム募集
- 出生日時や体重...記録残す通帳 いわき信組、7月1日発売