心に生きる立子山中 75年の歴史に幕、閉校式で学びやに別れ 

 
校旗を返還する三浦さん(右から2人目)と佐藤さん

 今年3月末で閉校となった福島市の立子山中の閉校式典は19日、同市立子山の旧立子山中で行われた。卒業生や歴代校長、地元関係者らが思い出の詰まった学びやに別れを告げ、75年の歴史に幕を下ろした。

 式典では、立子山中閉校記念事業実行委員会の大河内善計副委員長が「立子山中に刻まれた歴史はこれからも地域の人たちや卒業生の心の中に生き続ける」と式辞。木幡浩市長、黒沢仁市議会副議長、古関明善市教育長、歴代校長を代表して前立子山中校長の佐藤信行さんがあいさつした。

 卒業生を代表して佐久間茜音さん(福島商高3年)が部活動や友人との思い出を話した。2020年度生徒会長の三浦ゆいさん(福島東稜高1年)と佐藤さんが古関教育長に校旗を返還した。式典は2月に実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。

 立子山中は1947(昭和22)年創立。これまでに2500人以上が卒業した。生徒数減少に伴い、2021年4月に休校し、在校生は渡利中に通学した。今年10月には福島市職業訓練技能センターが旧校舎に移転する予定。