移住者が見た会津とは、JCトークイベント 魅力や課題挙げる

 
会津の課題や魅力を語る(右から)伊藤さん、佐々木さん、岩波さん

 会津青年会議所(JC)は19日、会津若松市の会津稽古堂で、会津に移住した人を招いたトークイベント「会津で夢を見よう―会津の魅力発見」を開いた。移住者が感じた会津の魅力や課題を語り合った。

 会津からの人口流出に歯止めをかけるため、できることを考えるきっかけにしてもらおうと企画した。会津美里町でパン店を営む岩波聡子さん(福岡県出身)、喜多方市で竹細工職人になった佐々木智子さん(青森県出身)、会津大短期大学部でデザインを学ぶ伊藤大翔さん(本宮市出身)が登壇した。

 岩波さんは「自然を求めてきた」と移住のきっかけを語った。地域の課題として「コーヒーを片手に1人で考えごとをできるカフェが少ない」と指摘した。

 佐々木さんは、喜多方商工会議所青年部での若手経営者との交流が「自分の気持ちを奮い立たせてくれる」と話した。また、地元を離れたことで海の美しさや食文化などの良さを実感できたといい「外に出たからこそ地元の良さが分かり、青森を好きな気持ちが強くなった」と語った。

 伊藤さんは授業で会津の魅力を紹介するかるた作りに取り組んだことが、ソースカツ丼や日本酒などの地域の食文化を知るきっかけになったと振り返った。魅力の発信力を課題に挙げ、卒業後はデザインの技術を生かして「会津の魅力を発信する仕事がしたい」と語った。