なりすまし詐欺被害防げ! 黒板アート、会津学鳳高美術部が制作

 
黒板アートを描いた会津学鳳高美術部員ら。右は斎藤署長

 会津学鳳高美術部は、「なりすまし詐欺」の被害防止を訴える黒板アートを完成させた。会津若松署から依頼を受けて制作した部員たちは、数週間かけて作品を作り上げ、充実感をにじませる。1年の森田結菜さん(15)は「詐欺に遭いそうになった時は絵を思い出してもらい、被害防止につながれば」と思いを込める。

 1、2年生の部員18人が4グループに分かれて制作に当たった。完成したのは、ATMの中から警察官が現れて注意を呼びかける作品をはじめ、邪悪な表情をした悪魔がおばあさんを操り、ATMを操作させる作品など4点だ。

 悪魔がおばあさんを操る絵を担当した2年の渡辺幸多郎さん(16)は「おばあさんを操る悪魔の爪をとがらせて描くことで、犯人の邪悪さを表現した。犯人は信じ込ませてくるので気を付けてほしい」と注意を呼びかける。

 20日には作品のお披露目会が会津若松市の同校で開かれ、斎藤秀幸会津若松署長が「豊かな想像力で繊細なタッチの素晴らしい作品。皆さんの熱意を受け止めて、詐欺被害がなくなるように全力で取り組む」と感謝した。

 作品は今後、チラシやポスターなどに印刷され、なりすまし詐欺の被害防止に向けた広報活動に役立てられる。同署は7月8日まで、同署の玄関に作品を展示している。



220627news701-2.png「ATMから飛び出して制止する警察官」


220627news701-3.png「カードから溶け落ちるお札&悪の手」


220627news701-4.png「お婆さんを操りATMを操作させる悪魔」


220627news701-5.png「サギ鳥とネズミのお婆さん、犬の警察官」