後輩の生徒奏でる「古関メロディー」 母校・福島商高が音楽祭

古関の楽曲などを演奏する福島商高吹奏楽部
福島商高は5日、福島市のふくしん夢の音楽堂で「福商古関裕而音楽祭」を開き、生徒らが同校出身の作曲家古関裕而が残した楽曲に聞き入った。
音楽祭は、古関の功績を広めようと3年に1度開催されており、生徒やOBら約800人が来場した。同校吹奏楽部が「栄冠は君に輝く」など古関メロディーを演奏し、大迫力の演奏に大きな拍手が送られた。また、サプライズで吹奏楽部顧問の瓶子美穂子教諭が「長崎の鐘」を歌い上げた。
演奏後、NHK朝ドラ「エール」で風俗考証を担当した日本大商学部の刑部(おさかべ)芳則准教授が講演した。刑部准教授は「大御所になってもおごり高ぶらず、怒る姿も人に見せない人だった」と古関の人柄などを紹介し、「社会に出たら、古関先生の人間性を学んで活躍してほしい」と生徒たちにエールを送った。
このほか、同校出身のシンガー・ソングライターMANAMI(マナミ)さんによるライブも行われた。
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