ウクライナ避難民に安らぎを、白河の玉手さん 支援団体を設立

 
日本に避難するウクライナの人に特注の起き上がり小法師を手渡す玉手さん(左)

 白河市の玉手幸一さん(74)は知人と共にウクライナ支援団体「こころのケアまごころ」を設立し、避難するウクライナ人に物資や寄付金を送る活動を展開している。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、4月から本格的に活動を始めた。玉手さんは「当時の状況を見て、居ても立っても居られなかった。苦しんでいる人を助けたいと思った」と話す。

 玉手さんは、IT企業に勤めていた時に培った人脈を頼り、知人の県臨床心理士会長の須藤康宏さんと協力して支援団体を設立。須藤さんから専門的なアドバイスを受けながら、避難するウクライナ人の精神的なサポートもしている。

 「心が安らぐように」との思いからアロマ製品を送ったり、ウクライナ国旗を基にデザインした特注の起き上がり小法師(こぼし)を送ったりしてきた。6月上旬には大阪や京都などを訪ね、避難しているウクライナ人に直接会って物資を手渡した。

 また海外では、知人を頼り、ウクライナ人が数多く避難しているウクライナの隣国・モルドバに対して物資や寄付金を送る活動にも取り組んでいる。

 玉手さんは「日本に避難するウクライナ人の中には、今後も日本で生活することを決めた人もいると聞いている。今後は日本語を学ぶ環境を整える活動もしていきたい」と話す。