街なか賑わいプロジェクト始動 福島、再開発期間の空洞化懸念で

 
街なか賑わい創出プロジェクトの初会議への参加メンバー

 福島市のJR福島駅東口周辺で行われる再開発事業の本格化に合わせ、福島市は4日、中心市街地の活性化を図るため「街なか賑(にぎ)わい創出プロジェクト」を始めた。

 現時点の活動内容は、団体や個人の活動が活発化するように情報共有するネットワークを構築し、連携を強化していくとした。

 再開発事業の完了は、2026年度までの約4年かかる見通し。その間は市の玄関口である駅前で大規模な工事が続く上、新型コロナウイルス禍によって飲食店や商店が苦境にあり、各種イベントも従前のような開催は難しい。さらに24年に隣接する伊達市にイオンモール北福島(仮称)が出店する予定で、中心市街地の空洞化が加速すると懸念されている。

 このため街なかのにぎわいづくりが市政の喫緊の課題となっている。市には具体的かつ効果的で、街なかに人を呼び込む好循環を生み出すような即効性のある取り組みが求められる。

 同プロジェクトは福島商工会議所や福島大、福島学院大などで構成。同日、初会議を市役所で開き、木幡浩市長や渡辺博美福島商議所会頭ら約10人が意見交換した。

 今後、同プロジェクト参画者を増やすほか、今秋から情報共有を始め、来年度は整備したホームページを通して情報発信を拡大していく予定。