「錯視」利用した紙袋製作 医療創生大、心理学の面白さを紹介

錯視を利用したデザインの紙袋としおり
医療創生大は、目の錯覚「錯視」を利用したデザインの商品持ち帰り用紙袋を製作した。いわき市の坂本紙店の協力を受け、同店の商品購入者に配布している。
錯視は心理学の研究領域の一つで、形や大きさなどが条件により実際とは違って見える現象。同大は、錯視を通して心理学の面白さや奥深さを感じてもらおうと、紙袋の製作を企画した。
紙袋は大小2種類を用意し、同大心理学部の高島翠准教授がデザインを手がけた。大サイズには斜線がずれて見える「ポッゲンドルフ錯視」、小サイズには同じ大きさの円二つが違う大きさに見える「エビングハウス錯視」のイラストがそれぞれ描かれている。高島准教授は「(錯視で)心理学が身近なことを知ってほしい」と話した。
同大は、錯視によって黒い点が見える「きらめき格子錯視」のイラストが入ったしおりも製作。同市のヤマニ書房各店や仙台市の紀伊国屋書店仙台店で配布している。紙袋としおりは、なくなり次第配布を終了する。
- しおり持参で記念スプーン贈呈 福島・富岡、町外の書店で配布
- 動画で活躍...ムギタローさん よく分かる経済本出版、福島市出身
- 遺品や写真が伝える「平和」の大切さ 郡山で戦争展、16日まで
- 地域に活気...七夕飾り 二本松、ウクライナ平和願う折り鶴作品も
- 空から鶴ケ城の瓦を点検 会津若松、「屋根の日」に3年ぶり
- 医療支える仕事を体験 郡山、中高生が機器操作などに取り組む
- 林業身近に...女性活躍 アカデミーふくしま研修生・池田さん奮闘
- 「花の命役立てたい」 郡山、ドライフラワーづくりで子ども支援
- 序二段力士「二本松」 故郷・二本松で母校児童と交流...精進誓う
- 大玉村のうま味ギュツと! 中学生考案、地場の夏野菜カレー提供