スキルを生かし社会貢献 「ふくしまプロボノチーム」始動

 
発起人の安斎さん(左から3人目)を含む7人が顔をそろえ、活動を開始した「ふくしまプロボノチーム」

 首都圏からの移住者や本県との関わりを希望する人が地域課題の解決を目指す「ふくしまプロボノチーム」が9日、始動した。発起人となった安斎忠幸さん(福島市飯坂町、安斎果樹園)とメンバー6人が初めて全員で集まり、新しい地域イベントの創造に向けて意見交換した。

 県が就労時間外に別の仕事を請け負う「副業人材」の募集サイトで安斎さんのプロジェクトを紹介し、賛同者を募った。

 プロボノは「公共善」を意味するラテン語が語源で、各分野の専門家が知識やスキルを無償提供して社会貢献するボランティア活動。6人はデザイナーやコピーライター、ウェブプログラマーなど職業も得意分野もさまざまで、ヒップホップグループ「DEFROCK」のメンバーでもある安斎さんと連携、フルーツや音楽をテーマにイベントをつくり上げ、温泉街に人を呼び込む施策を考える。

 活動初日は安斎果樹園で意見交換した後、モモやリンゴの摘果作業を体験。同市飯坂町の観光文化交流施設・旧堀切邸などを視察した。10日も意見交換を続ける。

 今後はオンラインミーティングなども行いながら、地域の魅力を総合的に発信するイベントの企画やフルーツを使ったフードメニューの考案などを進める。