福島大生3人「仲間と頑張ることができた」 英語磨き留学や研究

 
英語力を磨き、新たな一歩を踏み出す(左から)杉浦さん、佐々木さん、長岡さん

 英語力向上を図る福島大の科目「C1 Project(プロジェクト)」で英語力を大きく伸ばした学生3人が新たな一歩を踏み出す。3人は2020年に英語圏協定校に派遣予定だったが、新型コロナウイルス禍で中止となった。ただ3人の情熱は冷めず、中長期の学習プラン変更を迫られる中、個々の目標に向かって努力を重ねてきた。

 3人は経済経営学類4年の杉浦矢功正(しぐま)さん(22)と佐々木駿さん(21)、共生システム理工学類4年の長岡瞬さん(21)。

 杉浦さんと佐々木さんは米国公認会計士試験の4科目のうち最難関であるFAR(財務会計)試験に合格。さらに、6段階で言語能力を評価する指標「CEFR(セファール)」では、同プロジェクトが目標とする上から2番目のC1を達成した。長岡さんはTOEIC(L&R)スコアが990点満点中935点となり、国内の知能ロボットコンテストで実行委員会特別賞を受賞している。

 杉浦さんは9月から、グラスゴー大(スコットランド)への半年間の海外留学を予定。将来はエジンバラ大大学院(英国)で会計ファイナンスの修士号取得が目標という。佐々木さんはメルボルン大大学院(オーストラリア)で会計ファイナンスの修士号取得、長岡さんは福島大大学院で本県の発展に貢献するようなロボット研究者を目指す。

 3人は「仲間がいたから目標に向かって頑張ることができた」と口をそろえる。

 英語学習のポイントについて杉浦さんは「単語や文章の読み込みが大事」、佐々木さんは「目標に向かって我慢強く継続すること」、長岡さんは「一人一人の勉強スタイルがある。私はネットフリックスで海外の番組を英語の字幕と音声で見て、リスニング能力が向上した」と話している。