高湯温泉を土石流から守れ 「下高湯沢堰堤」完成祝う、国交省

完成した「下高湯沢第1砂防堰堤」で記念写真に納まる関係者
福島市・高湯温泉近くでの土石流や流木による災害防止を目的に、国土交通省が整備を進めてきた「下高湯沢第1砂防堰堤」の完成披露会は12日、現地周辺で開かれ、関係者が完成を祝った。須川流域では16番目、下高湯沢流域では最初の堰堤となった。
豪雨による土石流災害に対応する不透過型の砂防堰堤。国交省が2016年に着工し、今年3月に完成した。東吾妻山から流出した土砂が須川に堆積することによる出水の軽減と、下高湯沢の谷出口での土石流被害軽減を目的に計画された。堤高14・5メートル、堤長65メートル。
完成披露会では、木幡浩市長、福島河川国道事務所の丸山和基所長、吾妻地区自治振興協議会の斎藤正明会長があいさつ。関係者が砂防堰堤の説明板を除幕し、完成した砂防堰堤を見学した。地元の庭塚小6年生も出席し、現地で土石流模型実験も体験した。
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