夢や目標持ち続けて... 五輪レスリング金の須崎選手、矢祭で講演

 
「夢や目標を持ち続けてほしい」と話した須崎選手

 東京五輪のレスリング女子50キロ級で金メダルを獲得した須崎優衣選手は16日、矢祭町のユーパル矢祭で「レスリングの魅力とオリンピックへの想(おも)い~パリオリンピックへのプロローグ~」と題して講演した。須崎選手は「絶対に達成したい夢や目標を持ち続けることで、チャンスをつかむことができる」と力強く語った。
 
 矢祭町の「町ふるさと人づくり事業」の一環で開かれ、学生時代にレスリングの選手だった佐川正一郎町長が、茨城県大子町レスリング協会の顧問を務める縁で実現した。

 講演会には県内外のレスリングクラブに通う子どもたちや保護者ら約250人が参加した。須崎選手は周囲への感謝の気持ちを持つことや、自分の夢や目標を言葉にすることで応援してくれる人が増えたことなど、五輪を目指す過程や東京五輪に参加して得た教訓などを紹介。子どもたちに「ここまで競技を続けられたのは競技そのものが楽しかったから。思いきり楽しめるくらいに練習を積んでほしい」と呼びかけた。

 講演会後は子どもたちから「食事で気を付けていることは何ですか」「メンタルトレーニングはしていますか」といった質問が相次いだ。

 佐川町長との対談も行われ、2024年のパリ五輪について「1年後には日本代表が決まる。自分自身の課題と向き合い、パリ五輪にも出場して2連覇を達成したい」と意気込んだ。