只見線の短編映画製作 福島・金山、10月全線再開時に公開目指す

 
JR只見線会津川口駅で撮影に臨んだ福山さん(左)と押部町長

 10月1日のJR只見線全線再開通を記念し、金山町の住民有志らが只見線や沿線の魅力を伝えるショートムービー「あいせき列車只見線―小出で恋して 会津を愛して」を製作する。小出(新潟)―会津若松間にかけて、只見線で出会った男女の恋から愛への結び付きなどを表現する内容。19日に町内で撮影が始まった。

 本県側で最も多くの7駅がある金山町として、再開通を機に多くの人たちに魅力を知ってもらいたいとの思いから、ショートムービー製作プロジェクトが動き出した。町に魅せられ移住した映像制作経験者や、作詞家・直木賞作家の故なかにし礼さんの長男で、イベントなどで町に縁がある音楽プロデューサーの中西康夫さんらが参加している。

 主人公の川口大志役を映画「アライブフーン」などで活躍する俳優の福山翔大(しょうだい)さん、ヒロインの西山加恋役をNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演した女優の小野花梨(かりん)さんが演じる。初日は、生まれも育ちも金山町の大志が会津川口駅の売店に立ち寄るシーンを撮影した。町民役で共演した押部源二郎町長は「小学校時代の学芸会を思い出し、すごく緊張した。金山町が広く知られるきっかけになればうれしい」と話した。

 ショートムービーは、県地方創生総合支援事業補助金を活用して製作する。撮影は22日まで続き、全線再開通に合わせての公開を目指す。