川内産ワイン 都内でお披露目、村復興への証し 復興相ら堪能

ワインの完成を祝い乾杯する関係者
川内村は21日、東京都内で村産ワインのお披露目会を開き、関係者が村の復興を願いワインを堪能した。
村は、東京電力福島第1原発事故で被害を受けた農業の再生や新しい産業の構築を目指し、ワイン造りを軸にした新たな地域づくりを進めている。昨年度にブドウの収穫から醸造までの全工程を村内で完結できる体制が整い、今年3月に村内で販売が始まった。
お披露目会には復興庁や農林水産省、経済産業省などから約50人が出席した。村などが出資するワイン会社「かわうちワイン」の猪狩貢社長が「地域に愛されるワインを造り、地域活性化につなげていく」とあいさつし、遠藤雄幸村長が「チャレンジ精神を忘れることなく復興へ歩む」と決意を述べた。来賓の西銘(にしめ)恒三郎復興相は「川内村のワインが世界に広がってほしい」と願った。
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