南相馬で10月に小中学生の職業・社会体験 「キッザニア」参加募る

 
「キッザニア」への参加を呼びかける円谷社長(左)と内堀知事

 県相双地方振興局は10月1、2の両日、南相馬市の福島ロボットテストフィールドをメイン会場に、県内の小中学生約1200人を対象にした職業・社会体験「アウト・オブ・キッザニア」を開く。8月15~21日に参加者を募集する。

 南相馬市と双葉町、浪江町、福島イノベーション・コースト構想推進機構、原町商工会議所の共催。東京都と兵庫県で子ども向け職業体験施設「キッザニア」を運営する「KCJ GROUP」が職業・社会体験のプログラムを監修する。

 東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)と道の駅なみえ(浪江町)にサブ会場を設け、南相馬市内の事業所を現地会場として実施する。地元事業者らの協力で約20のプログラムを展開。実際に仕事を体験したり、そこで働く人たちのインタビューを行ったりするプログラムを予定している。福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想に関する技術を体験できる「イノベコーナー」も設ける。時間は午前9時~午後4時。1プログラムにつき参加料700円が必要。

 KCJ GROUPの円谷道成社長は26日、県庁で内堀雅雄知事と会い、意見交換した。円谷社長は「東日本大震災からの復興に向かう子どもたちを元気づけ、自らが街を振興させていくような人材の育成を後押しできれば」と語り、「子どもたちが企業や相双地方の皆さんの思いを感じ取れるようなイベントにしたい。この場所でしかできないことを体験していってほしい」と呼びかけた。宮本美佐副社長マーケティング本部長が同席した。