なりすまし詐欺吹き飛ばせ! 相馬署、啓発うちわで注意呼び掛け

 
新たに作製した啓発グッズを手に「詐欺犯罪を吹き飛ばしてほしい」と話す菜花課長

 相馬署は、なりすまし詐欺などの未然防止に向けた新たな啓発グッズとして、注意を呼びかける「うちわ」を作製した。菜花真一生活安全課長は「うちわを活用して、夏の暑さも、コロナも、詐欺犯罪も吹き飛ばしてほしい」と呼びかけている。

 相馬地区防犯協会連合会、同地区金融機関防犯協会の協力を得て、1500枚作った。管内では今年になって6月末までに、なりすまし詐欺被害は確認されていないが、昨年は5件(被害額計432万円)が発生している。県内全体では、1~6月になりすまし詐欺が61件発生し、被害額は計1億4932万円と前年同期比で7320万円増加した。このうち、キャッシュカードを封筒に入れるなどしてすり替える「キャッシュカード詐欺盗」が30件と半数程度を占めている。

 還付金詐欺は、ATM周辺で携帯電話を使用しないよう呼びかけるなど、水際対策を強化することで、昨年よりも減少したが、いまだに高齢者を中心に被害に遭っている。

 こうした状況を受け、うちわでは、キャッシュカード詐欺盗の手口をイラストも交えて分かりやすく解説。もう一方の面では還付金詐欺への注意を促す。うちわの一部は、年金支給日となる8月15日に管内の金融機関で配布する。