まんが甲子園、FSG高等部...目指すは日本一! 2年連続出場へ

郡山市の国際アート&デザイン大学校高等課程(FSG高等部)の代表生徒5人は、30、31の両日に高知県で開かれる第31回全国高校漫画選手権大会(まんが甲子園)に出場する。FSG高等部の出場は2年連続4回目。高校生が漫画日本一を競う大舞台に向け、5人は「優勝を目指したい」と意気込んでいる。
大会では複数の生徒が一つのチームとして出場し、5時間半の制限時間内にB2サイズのパネルにテーマに沿った作品を完成させる。初日の1次競技を勝ち抜いたチームが翌日の決勝競技に進む。全国170校、海外9校による予選を通過した計33校が出場する。
FSG高等部の代表5人はいずれも3年で、キャプテンの後藤久美子さんと、鈴木結貴野(ゆきの)さん、矢内千穂さん、桜井美輔(みほ)さん、小松紗耶さん。
5人は、一ページ漫画を制作して校内の投票で選考するオーディションで代表に選ばれた。全国大会の予選では「宇宙ゴミ」のテーマで作品を出品し、県内では唯一本選出場を決めた。5月に代表に決まってから予選の出品作品を5人で仕上げ、本選出場決定後は放課後や休日を利用してみんなで集まり、下絵や背景などの作業分担や、テーマ別にどのような作品を制作するかなどを話し合ってきた。
昨年は決勝競技に進んだものの、入賞は逃した。5人のうち唯一、昨年も出場した後藤さんは「昨年は賞を取れず悔しかった。優勝チームとはテーマを練り込んで作品にする力に差を感じた」と振り返り「今年はみんなで話し合いながら作品の完成度を高めてきた。優勝が目標」と本選を見据えた。
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