福島のカレー店...弁当無償提供、障害児デイサービス利用者に

 
赤間施設長にカレー弁当を手渡す菅野店長(右)

 福島市北矢野目のカレー店「HAPPY HAPPY CURRY(ハッピーハッピーカレー)」は学校の夏休みに合わせ、障害のある子どもを放課後や長期休暇中に預かる「放課後等デイサービス」の利用者にカレー弁当を無償提供している。27日までの土曜日と祝日のランチ限定。福島市と伊達市の運営事業者を対象に、各日1週間前まで申し込みを受け付けている。

 この活動は今年の春休みに続く第2弾。常連客の70代女性から「子どもたちにおいしいものを食べさせてほしい」と寄付金10万円を受けたことがきっかけで、店を経営する飲食業いろいろアミューズメントサービス(福島市)の阿部勝也社長が中心となって始めた。

 学校の給食がない長期休暇中は、放課後等デイサービスに通う子どもの保護者が弁当を作らなければならない。阿部社長は小学5年生の長女が知的障害と自閉症を持ち、利用者の一人でもあることから「親の負担軽減や食を通じたコミュニケーションの機会につながれば」と支援を決めた。

 活動に賛同した企業からの寄付金や店のレジ前に設置した募金でも浄財が寄せられた。阿部社長は「冬休みを含め、年3回は続けていきたい」と力を込める。

 夏休みは約250食を用意しており、7月30日時点で約150食の申し込みがあった。同日は菅野舞子店長が福島市の放課後等デイサービスとりこの赤間沙織施設長に6食を手渡した。

 弁当のカレーは子ども向けの甘口に仕上げ、から揚げやソーセージなどの具材も入っている。赤間施設長は「カレーが好きな子どもが多く、この活動は本当にありがたい」と感謝した。

 11、13、20、27日の各日は申し込みが間に合う。希望者は事業者名と担当者名、電話番号、受取日時、弁当個数を電話またはファクスで伝える。問い合わせはハッピーハッピーカレー(電話024・552・5540、ファクス024・552・5534)へ。