家族で乗って楽しい車両づくり 野岩鉄道、6050型改修へ資金調達

 
改修を計画している6050型

 野岩鉄道(栃木県日光市)は10日、開業した1986(昭和61)年から運行している車両「6050型」の改修に向けたクラウドファンディング(CF)を開始する。模擬運転台や畳スペースなどを設置し「家族で乗って楽しい車両」をつくる。

 ボックスシートを基本とした6050型はこれまで東武鉄道と会津鉄道も所有していたが、今春のダイヤ改正以降は野岩鉄道のみが運行している。新型コロナウイルスの感染拡大で観光客の利用が激減する中、唯一残る車両を改修して輸送人員の増加につなげたい考えだ。

 改修は2編成4両のうち、1編成2両で実施する。愛好家が運転気分を味わえる模擬運転台や、家族がくつろげる畳スペースを設置する予定で、このほか自転車スペースや多機能スペースの整備も計画している。

 CFは「レディーフォー」のサイトで10日午前9時に始め、期限は10月7日午後11時まで。募集金額は1500万円で、目標金額に達しなければ改修しない。詳しくは野岩鉄道のホームページから。