動画で活躍...ムギタローさん よく分かる経済本出版、福島市出身

 
「経済活動が生まれる仕組みを理解してもらえれば」と話すムギタローさん

 福島市出身で、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで活動しているムギタローさん(27)が、国のシステムやお金の価値を分かりやすく説明した「東大生が日本を100人の島に例えたら 面白いほど経済がわかった!」を出版した。独学で経済の仕組みなどを学んだムギタローさんは「本を読んで、経済活動が生まれる仕組みを理解してもらえれば」と話す。

 ムギタローさんは福島高卒業後、東京大大学院工学系研究科博士課程を修了。現在は関東にある研究所に所属し、防災に関する研究を行っている。

 大学生の頃からユーチューブなどに動画を投稿していて、新型コロナウイルスが流行し始めた2020年には、コロナに関する情報や対策などをまとめた動画を投稿した。その動画の分かりやすさが高島宗一郎福岡市長やミュージシャンのGACKT(ガクト)さんなどに評価され、動画投稿の世界で注目されるようになった。

 その後、経済政策の分析を行う現代貨幣理論(MMT)を解説した動画が出版社の役員の目に止まり、出版が決まった。

 本は経済学者などが監修。島に住む住民を動物を用いて表現したり、国がどのようにお金に価値を持たせているかを、イラストなどを用いて解説したりしている。県内の書店のほか、大手通販サイトなどでも取り扱っている。ムギタローさんは「どんな仕組みでお金に価値が生まれるのか、分かりやすいように書いた。多くの人に読んでほしい」と話している。