中1仕込み「敬蔵みそ」いかが 美里の結城さん製造、限定販売へ

 
「みそは熟成期間や温度で味わいが変化するのがおもしろい」と話す結城さん。今年も手作りのみそを販売する

 会津美里町の新鶴中1年結城敬蔵さん(12)が20日、会津若松市で自ら仕込んだ米みそ「敬蔵みそ 令和3年夏仕込み」を販売する。母親がみそや甘酒など発酵食品の加工・販売所を経営し、独自にみそについての研究を重ねてきた。結城さんは「みそは生き物。大豆とこうじのバランスや熟成期間、温度で味わいが変化してしまうのが難しいけれど、それがおもしろい」とみそ作りの魅力を話す。

 幼い頃からみそは身近な存在だったが、本格的に調べ始めたのは小学生になってから。1年生の夏休みの自由研究でみその調査を始め、みその種類の分類やみそ、こうじ作りの研究などを重ねてきた。

 その集大成として昨年、自ら作ったみそを会津若松市で開かれたイベントで販売した。みそは1日でほとんどが売れる人気ぶりで、結城さんは「売り方やお客さんとの話し方など、みそ以外のことも勉強することができた」と振り返る。

 結城さんによると、敬蔵みそは白こうじ菌を使っていて、甘口できれいな色味が特徴。今年のみそは、自宅の「みそ部屋」で約1年間熟成させた。昨年のみそとは熟成環境を変えたため、少し違った味わいを楽しめるという。

 今年も自分で袋詰めや封かん作業を行い、ラベルも一枚一枚心を込めて書いた。「今年もおいしいみそができた。買いにきてくれたお客さんの顔を見るのが楽しみ」。敬蔵みそを多くの人に味わってもらうのを心待ちにしている。

 敬蔵みそは、20日に会津若松市で開かれるあいづ朝市で数量限定で販売される。750グラム入り500円。