坂下町内の仏像...全調査、町教委 盗難防止や埋もれた価値評価

 
恵隆寺で行われた「悉皆調査」

 会津坂下町教委は、町内の寺にある仏像などを全て調べる「悉皆(しっかい)調査」に取り組んでいる。19日は恵隆寺(えりゅうじ)を訪れ、「立木観音」として知られる国指定重要文化財の千手観音立像を守るように安置されている県指定重要文化財の眷属(けんぞく)二十八部衆像の一部を調べた。

 仏像彫刻に精通した若林繁さんらが訪れた。藤田恵盛住職の立ち会いの下、仏像を壇から降ろして写真撮影し、サイズや形状、制作技法、保存状態などを記録した。

 調査は2020年度から4年をかけて行われる。町教委は「盗難防止や埋もれている物の価値を見いだす狙いなどがある」としている。