最新の手術支援ロボット導入 太田西ノ内病院、操縦席が2台

 
太田西ノ内病院に導入された最新型の低侵襲手術支援ロボット「ダ・ビンチXi」

 郡山市の太田西ノ内病院は、最新型の低侵襲手術支援ロボット「ダ・ビンチXi」(米国製)を導入し、2日から稼働を開始する。ロボットを操縦する操縦席が2台あるため、必要時には専門分野が異なる2人の医師が協力して手術を行うことが可能になった。2台の操縦席を設けた同ロボットの導入は、福島医大に続いて県内2カ所目という。

 同ロボットは、体への負担が少ない低侵襲手術を目的に開発された、内視鏡手術を行うための装置。患者の腹部に小さな穴を数カ所開け、3Dカメラと人間の手のようにスムーズに動く「アーム」を挿入、医師が拡大された立体映像を見ながらアームを遠隔操作で動かして手術する。

 同病院の山崎繁副院長によると、操縦席が2台あることでより専門的な手術が行えるようになるほか、若手医師の指導にも役立つという。山崎副院長は「従来の開腹手術や腹腔(ふくくう)鏡手術に加え、ロボットを使った手術も可能になり、医師側の選択肢が増えた。より安全で確実な手術ができるよう、患者さんに合った手術方法を選択していきたい」と話した。