熱意込め2人乗り軽量飛行機製作 室屋義秀さんとアカデミー生

 
学生と飛行機のパーツを確認する室屋さん(右から4人目)

 エアレースパイロットの室屋義秀さんが代表を務める航空マーケティング会社「パスファインダー」と、県立テクノアカデミーの学生が連携し、飛行機に関連したものづくりに挑む「リアルスカイプロジェクト」の第2弾が1日、始動した。同アカデミーの学生らが協力し、2人乗りの軽量飛行機製作に取り組む。機体は2024年の完成を目指す。

 プロジェクトは、将来の移動手段として期待される「空飛ぶクルマ」やドローン開発など、今後の航空宇宙関連産業で活躍できる人材育成を目的に、20年から昨年まで第1弾が行われた。学生が製作する軽量飛行機は全長約6メートル、重量約350キロの2人乗りの機体。米国の組み立てキットを活用し、航空整備士のアドバイスを受けながら製作に当たる。

 1日は南相馬市の県立テクノアカデミー浜で、関係者が出席して開始式が行われた。早速、製作も始まり、学生の松下慎之介さん(20)は「飛行機が好きなので、その熱を生かしながら製作したい」と意欲を示した。

 室屋さんは「挑戦的なプロジェクト。浜通りを中心に次世代航空機の研究が進む中、未来を担う技術者が生まれることは地域にとっても意義のある取り組みだと思う」とエールを送った。