「Suica」が客室キー いわき駅隣接のJR系新ホテル、23年開業

 
キャビンタイプ客室のイメージ

 JR東日本は6日、いわき市のいわき駅に隣接して整備しているホテルの概要を発表した。新たなホテルブランド「B4T(ビーフォーティ)」の1号店で、来年1月に開業する。IC乗車券「Suica(スイカ)」やスマートフォン用アプリ「モバイルSuica」が客室キーとなるスマートホテルは国内で初めて。

 名称は「ホテルB4Tいわき」で、仙台ターミナルビルが運営する。全線開通した常磐線復興の第2段階と位置付け、いわき駅周辺のまちづくりの起点となり、地域活性化に貢献することを目的とした。建物の4階以上がホテルで、1~3階は物販や飲食、事務所が入る商業施設となる。

 客室は計227室で、シングル113室、ツイン15室のほか、広さを限定して料金を抑えたキャビンタイプ96室などを備える。宿泊料金は約4000円から。同社によると、予約からチェックイン、チェックアウトまでスイカとスマートフォンで完結するのが特徴だ。

 同社が展開する従来のホテルと異なり、デジタル技術が身近な世代向けに手頃な価格帯でのサービスを提供する。訪日外国人客の滞在拠点としての利用も想定している。同様のホテルは来春にも赤羽駅と田端駅に開業する。