ひょう害のナシ購入で農家応援 東邦銀行「とうほうマルシェ」

 
ナシを手に連携強化を約束した佐藤頭取(左から5人目)と数又組合長(同4人目)

 東邦銀行とJAふくしま未来は7日、若手の行員と職員が中心となって地域貢献活動に取り組むプロジェクトを本格的に開始した。第1弾では行員らが旬を迎えた県北地方のナシを購入し、6月の降ひょう害を受けた果樹農家を応援する。

 同行は子会社を含む役職員約3000人に購入を呼びかける。数量は降ひょう害による傷物、贈答用を含め3キロ入り60箱と5キロ入り160箱を予定しており、ナシの消費拡大につなげる。

 同行は2020年10月から、新型コロナウイルスの影響を受けた取引先の商品を行員らが購入して後押しする運動「とうほうマルシェ」を続けている。今回は自然災害に苦しむ生産者にも対象を拡大し、初めて農産物を取り扱った。

 第1弾の企画の開始式が福島市の同行本店で行われた。佐藤稔頭取は「小さなスタートだが、大きな一歩でもある。これからも一緒に地域を盛り上げたい」と述べ、数又清市組合長は「連携を強め、効果が出る取り組みにしていきたい」と意欲を示した。

 プロジェクトのメンバーは20~40代の行員と職員で構成。今後も金融と農業の双方の視点を生かし、地域貢献活動を展開する。