コンサルティング事業高度化へ とうほう総研「専門家集団」新設

 
コンサルティング事業の高度化に意欲を見せる(右から)佐藤、矢吹、富樫、須賀の各氏

 民間シンクタンクのとうほう地域総合研究所(福島市)は14日、自治体や企業に対するコンサルティング事業を高度化するため、幅広い分野の経験豊富なメンバーをそろえた「専門家集団」を新たに設けた。本県を拠点とする専門家を中心に構成し、地域完結型で課題解決を後押しするサービスを提供する。

 自治体向けは各種政策の企画立案・実行の支援、地域の産業振興策の提言、公社や第三セクターの経営的なサポート、企業向けは将来像を描ける経営計画の策定、事業規模の拡大、株式上場の支援、財務体質の改善などを想定している。

 専門家集団には常勤のアナリストやコンサルタントらに加え、公認会計士や税理士、弁護士、中小企業診断士、社会保険労務士などの専門家、企業経営者がアドバイザーとして参画。32人体制でスタートし、今後人員を拡充する。

 また東邦銀行や、10月に開業する同行の完全子会社で事業承継や企業の合併・買収(M&A)を支援する東邦コンサルティングパートナーズ、地元大学のほか、場合によって大手のコンサルティング会社やシンクタンクなどとも連携する。

 福島市で記者会見した矢吹光一理事長は「単純に仕組みを作っただけではない。『福島を良くしたい』という思いを持つ人が集まり、チームとしてワンストップで迅速に対応できる」と述べた。アドバイザーとして富樫健一、須賀俊一の両公認会計士・税理士、佐藤貴洋弁護士が同席した。

 東邦銀行の取引先以外の利用も見込んでいる。相談などの問い合わせはとうほう地域総研(電話024・523・3171)へ。