ニプロファーマ、白河に新工場 事業規模拡大へ生産体制を強化

 

 医療用医薬品の製造・販売を手がけるニプロファーマ(大阪府)は白河市の県営工業団地「工業の森・新白河A―1工区」を取得して新たに工場を建設する。同社は中核工場と位置付ける鏡石町の鏡石工場で経口剤などを生産しており、事業規模拡大のため県内二つ目の工場を造り、生産体制を強化する。

 同社によると、工場は鉄骨平屋で、延べ床面積は約1万3000平方メートル。2024年5月の着工、25年6月の完成、同7月の稼働開始を目指している。設備・建設費は約130億円。従業員約200人のうち100人を、地元を含めて新たに雇用する予定。

 県と白河市、同社が16日、基本協定を結んだ。県は23年12月までに同工区内の約5ヘクタールの造成工事を行い、同社に引き渡す。市は円滑な操業開始に向けインフラ整備に当たる。協定締結を受け、内堀雅雄知事は「新工場の建設を通じて地域経済が発展するよう力を尽くす」とのコメントを発表。鈴木和夫白河市長は「本県経済を力強くけん引してくれると期待している」と語った。

 同工区への企業進出は11年の三菱ガス化学以来11年ぶり。