最新がん治療法に触れる 若松、放射線治療やロボット手術など解説

 
講演する中野部門長

 会津中央病院を運営する温知会(会津若松市)は19日、同市文化センターで「第5回会津フォーラム がん治療センター開設記念講演会」を開いた。参加者が、がん治療の最新情報や新たな取り組みについて理解を深めた。

 同病院は7月、新たな医療施設「がん治療センター」を設立。福島医大と連携し、手術療法や化学療法、放射線治療、緩和ケアなど、がん治療に総合的に対応する体制を整備した。

 フォーラムでは「進化する放射線治療」と題し、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の中野隆史量子生命・医学部門長が講演した。同センターに導入された最新の放射線治療機器で行う強度変調放射線治療(IMRT)について解説したほか、自身が研究を進める重粒子線治療について「効率的かつ重点的に光を照射でき、X線治療の2~3倍の効果がある」と説明した。

 福島医大消化管外科学講座の河野浩二主任教授も登壇し、ロボット手術や免疫療法などについて解説した。